各地にあるお葬式の風習とは

各地域でお葬式の風習があり、あまりなじみがないような風習がある地域もあります。まず北海道ですが、この地域ではお香典を出すと領収書が出るのが通常です。お葬式のお香典受け取り用に専用の領収書があるくらいで、これは多くの方が驚きます。

秋田では広範囲でお焼香に小銭を添えるという風習があります。三途の川の渡し賃と呼ばれる、これを持っていないと三途の川を渡れないとされていた六文銭ですが、岩手に行くと六文銭の代わりに100万と書いた紙を棺に入れるという風習があります。また縁起のいい時にいただくという認識が強いお赤飯ですが、福井ではお葬式の時にお赤飯をいただきます。

石川ではお清めの塩と一緒にぬかをかける、茨城ではお清めの塩と一緒に鰹節をかける風習があり、佐賀では枕団子がなんと49個、作るのも大変です。テレビドラマでもよく見かけましたが、関西地方、中国、九州地方では出棺の際に御茶碗を割ります。これはもうあなたが帰ってきてもご飯を食べるものがないよ、帰ってきてはいけないよということで割るのだそうです。

通常告別式は友引の日に行いませんが、京都では共人形と呼ばれる人形を焼くことで友引の日のお葬式もありですし、大阪も同じように人形があり大阪ではいちま人形と呼ばれるものを利用します。このほかにも、奈良ではご位牌を二つ用意するという風習があるのです。通常お位牌は一つですが、奈良では枕飾りを置くときに内位牌と呼ばれる物を用意し、その他に野位牌を準備します。

野位牌は土葬していたころの日本の習慣が残ったものとされていて、お墓の上に置くための物でした。内位牌は白木のご位牌です。このように、地域によってお葬式のしきたりは色々なしきたりがあります。